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池上彰さんの本で教養を深める! 宗教初心者も、仏教の教えについて学びましょう! 「池上彰と考える、仏教って何ですか? by 池上彰]

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自分はさておき他人の幸せのために思いやりを発揮し、利他の行ないをしている人を菩薩と呼びます。誰だって心がけしだいで、私は菩薩です! と宣言できるのです。

著者・池上 彰さんはこんな人


ジャーナリスト。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに。今さら聞けないニュースの本質をズバリ解説。テレビでも大活躍中。

引用元:池上彰と考える、仏教って何ですか?

本書では、あの池上彰さんが仏教について懇切丁寧に解説してくれています。

仏教が生まれた背景からその歴史、どうやって日本独自の仏教に進展していったのか。

本書は仏教についての入門書という位置づけかと思いますが、池上さんの解説が大変わかりやすく、おもしろいので、その奥深さが十分に理解できます。

前半部は池上さんの仏教解説。

本書の後半部は池上さんとチベット仏教の高僧であるタムトク・リンポシェ、そしてあのダライ・ラマ14世との対談内容が書かれています。

タムトク・リンポシェ、ダライ・ラマ14世の言葉の節々に仏教の真髄、生きることの意味、死ぬことの意味等の深い洞察が含まれており、大変興味深いものでした。

今回はその対談の中から、特に感銘が受けた言葉を紹介したいと思います。

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 心に満足感があれば死は安らかなものになる

死に直面したとき、私たち自身の心の中に満足感があれば、他の生きとし生けるものに対するやさしさと思いやりがあれば、あるいは、他の人たちの役に立ちたいという利他の心があれば、私たちの死は確実に安らかなものとなります。

by タムトク・リンポシェ

わたしたちは死を恐れます。

なぜだかよくわからないけど、死は怖い。

いや、よくわからないからこそ、死ぬことが怖いのかもしれません。

「死」の恐怖というものに対して、人は無力なのでしょうか?

そうではないと、タムトク・リンポシェは言います。

悪い行ないを一切しないように心がけて、利他の精神で功徳を積んでいれば、安らかな心持ちで人生の最後を迎えることができる。

「わたしは人生において、できるだけのことをした!」

という満足感があり、他の人たち、他の命あるものたちに迷惑をかけることはなかったと人生を振り返ることができれば、不安なく、喜びを持って死を迎えることができるのです。

利他の精神こそが、死の恐怖さえも乗り越えるためのキーポイントのようです。

 破壊的な感情、煩悩は克服できる

私たちは、愛や慈悲などをはじめとするよい心の種を生まれながらにして持っているのだということ、そういった感情をますます高めていくことによって、破壊的な感情を克服できるということを理解して、それを実践していかなければなりません。

by ダライ・ラマ14世

ダライ・ラマ法王も全てを悟っているわけではありません。

今も、仏教について日々勉強中なのだそうです。

ダライ・ラマ法王でさえ、どうしたら煩悩(ダライ・ラマはそれを破壊的な感情と言います。)を克服し、愛や慈悲を実践できるのかを常に勉強し、考えているのです。

ただ「祈る」、「瞑想」する、という表面的な行動だけを真似するのではなく、

仏教について、少なくとも仏教の心理学について勉強することが非常に大切であることを法王は強調しています。

仏教の教えはただのきれいごとではなく、日常生活の中で活かすことで、確実に幸せにつながる教えだからです。

ダライ・ラマ法王が「楽観的」でいられる理由

池上:最後の質問ですが、法王はなぜいつも、それほど楽観的でいられるのですか?

法王:私には自信があるからです。 私はいつも正直に真実を語り、慈悲深い態度を維持していますから、悲しんだり、後悔したりする理由は何もありません。それが楽観的でいられる主な理由です。

楽観的であるためには、

嘘をつかない。

人の嫌がることはしない。

約束は守る。

こんな当たり前を実践すること。

これだけでいい。

偉人ほど、「当たり前のこと」の重要性を理解し、実践していると聞いたことがありますが、このダライ・ラマ法王の言葉からも、それを感じることができます。

嘘をつかない。

人の嫌がることはしない。

約束は守る。

わたしたちはこれらを当たり前のこととして考えていますが、それを実践することはなかなかできていないのではないでしょうか。

自分を守るために嘘をつき、人を傷つけてしまいたいという煩悩にかられます。

そして、そんな自分を後悔して、自分いやになってきます。

仏教の教え、仏教の心理学は、こうした破壊的な感情を持たないための教えです。

破壊的な感情を持たないことは、楽観的でいられることに直結します。

「当たり前のいいこと」 を淡々と実行していく。

そこに幸せの鍵があるのですね。

まとめ(40字要約の実践

世のため人のために精一杯生きてきた、という自信が「死」を安らかなものにする!

コメント

  1. 突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
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    貴ブログを拝読し、ぜひ本が好き!にもレビューをご投稿いただきたく、コメントさせていただきました。

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